幼児教育課程
赤羽幼稚園は、幼児期に様々な体験をすることによって子ども自身が持つ可能性を最大限に伸ばすことを大切にしています。
以下の5領域を基本の柱として教育課程及び保育計画を作成し、幼児一人一人の発達・成長を考慮しながら保育を行っています。
- 心身の健康に関する領域
- 人とのかかわりに関する領域
- 身近な環境とのかかわりに関する領域
- 言葉の獲得に関する領域
- 感性と表現に関する領域
本園の環境(施設・設備)
赤羽幼稚園は、JR赤羽駅西口下車徒歩3分、都会では数少ない沢山の木々に囲まれた環境に立地しています。土の園庭では子ども達が思う存分身体を使って遊んでいます。木々に囲まれた環境にあるため、昆虫や植物が沢山いて、子ども達にとっては宝箱のような園庭になっています。
教室に関しても、家庭的で温かい雰囲気づくりを大切にしています。教室の壁面装飾は各教諭の個性があり、床にも優しい風合いの木材を使用しています。さらに、平成22年度より全ての教室およびホールにインフルエンザウイルスやカビ菌などを除去できる空間清浄装置を導入しました。
また、病気に負けない強い身体と体力を養うために、平成5年に完成したギムナシオン館(体育館)内にある温水プールで年間を通じて水泳指導を行っています。さらに、温水プールの衛生面にも気を配り、23区内の幼稚園・保育所では初の国際特許の最新型水質維持装置を導入しています。
平成18年度より、鉄筋コンクリート3階建ての新園舎に移転し、園庭も大幅に拡張いたしました。緊急地震速報装置も導入済みです。また、「ビオトープ」を造成し、荒川から動植物を移植いたしました。園児達には大変好評な生きた教材になっています。さらに、地下10メートルからくみ上げた本物の井戸もあり、井戸水の水道水とは違う感触を楽しめるようになっています。
さらに、平成24年度より、震災時の電話回線の混乱に対応するために、連絡網を従来の電話から比較的混乱に強いEメールを利用した連絡網システムを導入して危機対応力の強化についても取り組んでいます。
また、2020年よりICTシステムを本格導入する予定です。
プールの衛生面に関する安全性について
赤羽幼稚園ではプールを利用する園児達の健康を第一に考え、使用する水を飲料水に近い安全な水を使用しています。東京都23区内の幼稚園・保育所で初めての国際特許の最新型プール除菌装置「アクア・フリー」を導入しております。「アクア・フリー」は電気分解によって水中の汚れや雑菌を分解し、プールの水質を常時清潔に維持できる装置です。
特徴としては、プール熱・O‐157・レジオネラ菌の感染予防、刺激のある塩素臭の軽減が挙げられます。目・鼻・喉・肌の弱い子ども達も安心してプールを利用でき、常時衛生的で快適なプールを実現しております。また、職員も活動前、後に必ずプール内の清掃を行いゴミや浮遊物の除去を徹底しています。このように衛生管理に細心の注意を払い、人の手と目でも衛生状態の管理に尽力しています。
※「アクア・フリー」の技術はSANYO社製の「洗剤の要らない洗濯機」にも応用されています